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無垢材と含水率

2009年02月12日 02:54

含水率(がんすいりつ)

無垢材に含まれる水分の比率のことです。

よく住宅のお話をするときに出てきますよね!

含水率が低いと材が乾燥していて

含水率が高いと水を多く含んでいることになります。

含水率が100%は

無垢材自身の重量と含まれている水の重量が同一であることをさします。

製材品では

大気にさらして乾かした状態であれば

含水率は約14~15%程度。
(条件によって異なります。)

面白いことに生材の中には

含水率が150%を越えるものもあるんです。

同じ種の木でも

1本の木でも部位によって含水率は異なります。
人間と同じですね!



一般的に

辺材部は含水率が高く

心材と辺材の間の部分の含水率は

極端に低い傾向があるといわれてます。


含水率10~13%の時に

無垢材の強度がもっとも高いといわれ

20%以上になると

木材の強度が落ちてしまい

木材腐朽菌やシロアリが発生しやすくなるといわれてます。


含水率は無垢材にとって重要な項目です(^^)



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コメント

  1. tarou | URL | q9vW16Ng

    感心します!

    どんぐりさん!

    あなたは、素晴らしい人ですね。
    わたしは、こんなことを考えたこともありません。
    製材業の方でも、これだけのことを的確にこたえる方は少ないと思います。
    今度、お会いした時も色んなお話を聞かせて下さいね。
    楽しみにしています。

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